私なりの孫子 no.17(始計編13)

始計編 no.13

親而離之

親しければこれを離せ。

 

<敵が団結しているときは、離間させろ>

日本の武将でこの手をよく使ったのは織田信長である。

地の利を得ていたとはいえ、弱小勢力から天下を制覇するまでに至った理由の一つは、

相手の結束を崩す文壇作戦に成功したことにある。

見の攻略においては斎藤家の家臣を懐柔して切り崩し、近江姉川で

浅井・朝倉連合軍と戦ったときは、互いに相手に疑念を抱かせ、

武田家打倒には穴山梅雪を切り崩すなど、離間策を駆使している。

中国となると、さらに事例に事欠かない。

魏・蜀・呉の鼎立する「三国志」などは、その教科書とすら言えよう。

翻って人間関係を考えると、最も問題を起こしやすいのが、この離間策である。

集団の中には、得てして、意識的に、もしくは無意識的に、親しい者同士を

離間させようとする者がいる。

それは、ねたみ心と根が同じもので、ゆがめられた自己保存本能と言える。

孫子の言葉は、これを使うためではなく、使われた場合の戒めとして心得ておく必要がある。

 

ここから私見…

むむむ…、現代社会においても3人以上の集団となった場合

これは当てはまり心得として考えることですね。

 

 

つづく…

 

 

参考文献:PHP文庫中国古典百言百話4孫子 村山 孚 より

 

 

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